小学校のマミーがキャラクター

「プ~イ」は、集英社りぼんに掲載されていた作で漫画も出ています。作者は萩岩睦美君だ。1993時の作ですが、読んだ当時から大いに感動し、歳月が経った今でも読み返してみると気勢が込み上げて生じる戯画だ。

 

「プ~イ」弾力ぼんに掲載されていたので、少女戯画の部類ではありますが、ロマンス報告などはオール出て来ません。こういう戯画は家族の報告というイルカの報告になっています。娘や女性はこういった戯画は、本心移入して感動してしまうと思います。

 

小学校のマミーがキャラクターで、主人には母さんがいません。引き取り手は昼から飲んだくれのお父さんだけです。昔はお父さんは漁師として贅沢に働いていたのですが、母さんを亡くしてからは抜け殻のように自堕落な生活を送っていらっしゃる。母さんはマミーが高熱にうなされたまま、海に出て帰らぬやつとなってしまったのです。

 

マミーはある日、海でイルカに出会います。イルカは怪我をしていて、マミーが懸命に看病しました。そうして元気になったイルカに「プ~イ」と名付けました。学校が終わった後に、プ~イと遊ぶのが日々の楽しみになった主人でしたが、プ~イはお父さんを通じて水族館に売られてしまう。

 

ラストにプ~イが母さんと再会したシーンでは、涙が出てしまいました。気勢を喜べる作だ。